*編集者 [#r7060e4f] &br; |image|#ref(よしの.png)| |称号|クエストスペシャリスト| |レベル|131| |職業|バイパー| |サーバー|くぬぎ| |趣味|&color(#2f5bb3){魔法の種};値下がり法則調査&br;[メイプル豆知識]コレクション| |最近の悩み|このページが重すぎる。| &br; CENTER:エピソード |LEFT:70|LEFT:300|c |形態|編集者 兼 削除人| |特異事項|忍耐が致命的に苦手。| |エピソード|豆知識コレクションのために日夜せっせと放置を続ける挙動不審なソロプレイヤー。クエスト好きでもあるが、クオリティにこだわるため仕事は遅い。グルクエ関連&忍耐クエに手をつけず、Lv.76アランでのクエストスペシャリスト達成。| &br; CENTER:生息地域&br; |MAP/くぬぎ/4ch| &br; *トウキョウセリフ集 [#zadf523a] 今のところ秋葉原のクエ受けるとこまで。&br; イルヴァータが倒せなくて止まっています……。&br; &br; #contents **アーシアとの出会い [#y5303607] &color(deeppink){①未来への扉};&br; #region(①-アーシア) &color(blue){[NPC]};私の名はアーシア。この地でジパングの行く末を見守る者です。&br; &br; 私の名前はアーシア、カムナよりジパングを憂う者です。&br; (アーシアが目を細めた)&br; よく、よくここまで…成長しました。&br; <グリト…あなたの言葉は正しかった>&br; メイプルアイランドに降り立った頃はまだ幼かったあなたが、今こうして一人の戦士として私の前に立っている。あなたの行く末を見守っていた者の一人として…これほど嬉しい事は…&br; (アーシアの瞳が潤む)&br; …&br; 必殺の技術はより練磨され、強い意志は折れない心を生み、力の求道者でありながらメイプルワールドの闇の軍勢と戦ってきたあなたであれば…きっと&br; ― あなたのことを昔から知っているような言い方で申し訳ありません。&br; 私の使命は、力を持つ者、力を持つべき者を見定めること。&br; そして、崩壊に向かいつつあるジパングの危機を救える者を導くことが天命なのです。&br; この地はカムナ、ジパングの最先であり最果の地。&br; あなたにジパングの真実をお伝えします。&br; ジパングは…&br; …&br; ジパングは、今より100年後に消滅するのです。&br; …ジパングがこの世から消え去るのです、跡形も無く。突如時空より現れた&color(blue){うねり};に飲み込まれていくジパングを私はこの目で見てきました。&br; かつて、古代のジパングでは高度な魔道文明が栄えていました。私はその時代に生まれ、魔法の技術を学んできたジパングの魔術師です。&br; 当時のジパングは、マガティアと交流を深めていました。今(あなたの住む時代)でこそ科学の力が台頭してきていますが、かつてのマガティアでは魔道研究が主流でした。&br; 魔道研究の先鋒であるマガティア。私はそこである魔術師と出会い、研究の末、そして…&color(blue){不老不死の力};を得たのです。&br; 誰も成しえなかった至高の魔術。ジパングのためにその力を奮いました。しかし、時が経ち、不死は禁忌となり、異端となり、許されるべきものではなくなったのです。かつての仲間から、国から、世界から追われ、行き場を失った私は、果ての無い世界の終焉まで見届けようと思いジパングの奥地に隠棲したのです。&br; しかし…終焉は想像する以上に早く訪れました。&br; 巨大な&color(blue){うねり};に飲み込まれジパングが消滅する瞬間、私は時空間を跳躍する魔術を使い、消滅後の世界に漂いました、そして見つけたのです。&br; ジパングの真実を見つけたのです。&br; ジパングの歴史は全て1冊の本に記載されている、と。&br; そして、その本に記載されている内容を具現したものが歴史である、と。&br; ジパングの人々の全ての行動をも超次元的な技術で記録している&color(blue){アカシア・クロニクル};が実在していたとは…。&br; こんなものに人生が振り回されているのか。私は怒りを覚えました。&br; 揺らめく世界で私は&color(blue){アカシア・クロニクル};を手に取り、読みました。&br; そして気づいたのです。&br; &color(blue){アカシア・クロニクル};に私に関する記載がありませんでした。&br; 私は存在しない人間だったのです。&br; ジパングの外にいる人間と密接に関わったことにより、またその結果として&color(blue){不老不死};になったことで、&color(blue){アカシア・クロニクルの呪縛};から解放されたのかもしれません。&br; 同時に、&color(blue){アカシア・クロニクル};が流動的で改編可能ななものであることが分かりました。&br; ならば過去へ戻り、私自身が歴史を書き換えることで、本来の歴史の先に出現する&color(blue){うねり};を時空の最果に閉じ込め、ジパング消滅を防ごうと決めたのです。&br; しかし、ジパングのためとは言え、歴史操作は傲慢な行為です。過去の歴史を変えれば、未来の多くの人間の存在を奪ってしまうことになってしまう。&br; 私が出した結論は、消滅直前のジパングの歴史操作でした。&br; 歴史操作は一回で済むものではありませんでした。歴史には自己補正の能力があり、私が書き換えてもまた本来の歴史に戻ろうとするのです。&br; 私はカムナを拠点に現在も消滅直前のジパングを監視しています。&br; そして…&br; 私の力では及ばない歴史補正の波が訪れようとしています。&br; ジパングに関わることですので、本来であればジパングの人間の力を持って解決するべきことは承知しています。&br; ただ、&color(blue){アカシアの呪縛};により、ジパングの人間では歴史操作に介入できません。&br; ジパングの未来のためにといえば傲慢ではありますが、&br; (アーシアが恭しく跪く)&br; &color(blue){アカシアの呪縛};が及ばない、あなたの力を貸して頂きたいのです。&br; &color(#999999){[YES]or[NO]};&br; ありがとう、メイプルワールドの住人の方…(アーシアは安堵の息をつく)&br; 強い力を持つあなたであれば、きっとあの時代でも戦えるに違いありません。&br; ただ…見極めさせてください、あなたの真の力を。&br; 私は数千年前より強き者を探していました。ジパング消滅間近の世界には高度な科学文明が存在していて、立ちはだかる敵も今の時代では想像のつかない力を持った者たちが待ち受けているからです。&br; 強き者を見極めるために、私はある謀(はかりごと)を行いました。&br; かつてのジパングには、各勢力が天下統一を目指した、戦国の世と呼ばれる群雄割拠の時代がありました。&br; この中で頭角を現したのが楓城を居城とする勢力です。忍者と呼ばれる優秀な兵士を投入した事により、楓城の下でジパングは平定されました。&br; 天下泰平の始まりですが、忍者の強さに目をつけた妖怪が、城主に取り憑き、妖術で楓城を掌握してしまったのです。&br; 約10年間に渡り、妖怪に憑かれた城主により圧政が敷かれましたが、ジパングに現れた侍により妖怪は退治され、平和を取り戻しました。&br; ジパング史の中でも、忍者の力を持った妖怪たちは強い。&br; 楓城の妖怪は、未来で戦う者たちの、力の見極めに相応しいモンスターだと私は考えました。&br; そして何よりも、10年の中で無数の妖怪が生み出されていたため、&color(blue){アカシアの呪縛};が及ばない者が妖怪を退治しても、歴史に大きな変化がないことを私は知ったのです。&br; 私は、過去へ移動できるワームホールをキノコ神社に空け、メイプルワールドの住人を楓城へ誘い、力の見極めを行ってきました。&br; ここの妖怪を倒せなくては、ジパングの未来で戦うことはできないでしょう。&br; あなたの力は十分なものですが、最後にあなたの力を見極めさせてください。&br; 楓城にいる妖怪忍者を倒し、その証として&color(blue){忍頭の巻物 300個、甲冑武者の兜 1個、ミニガマの油 1個を持ってきて欲しいのです。};&br; #endregion #region(①END-アーシア) メイプルワールドの住人の方、成果はいかがでしょうか。&br; -楓城の妖怪を倒してきました!&br; -か、楓城の妖怪を倒してきました。&br; &color(#999999){アイテムをなくしました。(忍頭の巻物 300個)};&br; &color(#999999){アイテムをなくしました。(甲冑武者の兜)};&br; &color(#999999){アイテムをなくしました。(ミニガマの油)};&br; あなたの力を持ってすれば、未来のジパングでもきっと戦っていけることでしょう。&br; あなたに&color(blue){Lv1ゲートパス};を差し上げます。これはカムナの住人の証でもあり、ジパングの未来に行くために必要なアイテムでもあります。失くさない様に大切に持っていてください。&br; これで閉ざされたジパングの未来に飛び、歴史介入を行えるようになります。&br; 早速あなたに受けて頂きたいミッションがあるのです。心の準備はよろしいでしょうか。&br; #endregion &color(deeppink){②遠き日の故郷の果ては};&br; #region(②-アーシア) &color(blue){[NPC]};私の名はアーシア。この地でジパングの行く末を見守る者です。&br; &br; 消滅間近のジパングの様子についてお話いたします。&br; 高度機械化された時代ですが、人間の手によって産み出された人工知能の暴走により、荒廃した世界。&br; ―一言に言えば、それがジパングの未来です。&br; 未来のジパングの中心はトウキョウと呼ばれる都です。&br; この頃のジパングでは人工知能とロボットの研究が盛んで、メイプルワールドの他の研究機関の追随を許さないほどの技術力を誇っていました。&br; そしてある時、ジパングの研究機関で革新的な人工知能(AI)が産み出されたのです。&br; ジパングの平和の象徴になるはずだったAI。&br; &br; しかし――。&br; 驚異的な学習能力により自我を得たAIは、ジパングの民に反旗を翻しました。&br; AIは自律兵器を生み出し、破壊を繰り返し、ジパングは危機に陥ったのです。&br; 敗走を重ねる軍でしたが、&color(blue){ジパング技術研究所};が開発した電子パルスによる結界により、反乱した機械兵器をトウキョウに封じ込める事に成功します。&br; さらに、最終決戦兵器となる軍用ロボットの開発にも成功。戦線に投入し、機械兵器郡を駆逐。殲滅まで後一歩のところで…。&br; ジパングの上空に巨大な&color(blue){うねり};が現れて…ジパングは消滅するのです。&br; …&br; ―いま語ったのは真実の歴史、正史です。&br; 私はジパングの崩壊を防ぐ手立てを探しました。&br; そもそも、あの&color(blue){うねり};は何なのか。&br; 残念ながら&color(blue){うねり};の実体までは掴むことは出来ませんでしたが、&color(blue){アカシア・クロニクル};を調査した結果、&color(red){機械兵器が召還した別次元の高エネルギー体};である、ところまでは分かりました。&br; そして―。&br; 軍用ロボットの完成が早まれば、&color(blue){うねり};が出現しないことも知り得ました。&br; 正史では、軍用ロボットの開発には紆余曲折あり、外部からの妨害も伴って、その開発は大幅に遅れていたのです。&br; はい、ジパングの崩壊を防ぐためには、軍用ロボットの開発を助成し、&color(blue){うねり};が出現するより早い段階で機械兵団を殲滅すればよいのです。&br; ジパングが崩壊するのはジパング暦2102年。&br; あなたには、崩壊2年前の2100年に飛んで頂きたいのです。&br; 正史では、&color(blue){ジパング技術研究所};で密かに開発されていた最終決戦兵器の駆動ユニットが、機械兵団に強奪されます。&br; これにより開発が大幅に遅れ、崩壊への道が始まります。&br; 2100年の&color(blue){お台場};と呼ばれる地で、強奪したユニットを護送中の機械兵団に遭遇することができるでしょう。&br; あなたには、ユニットの奪還をお願いしたいのです。&br; 駆動ユニットを奪還し、&color(blue){ジパング技術研究所};に返還すれば、軍用ロボットの開発が早まり、&color(blue){うねり};が出現する前に機械兵団を殲滅することができるでしょう。&br; &color(#999999){[許可する]or[拒絶する]};&br; ありがとう。&br; 駆動ユニットの詳細については、&color(blue){お台場};と呼ばれる地にいる兵士から話を聞いてみてください。&br; 彼はユニット奪還の命を受けたジパング防衛軍の特殊部隊の一人で、当時のジパング最強の兵士でもあります。&br; 彼から助言を得てください。&br; それでは、各時代への移動方法を説明します。&br; このカムナの下層にある青いクリスタルが&color(blue){タイムワープ};をサポートしてくれます。タイムワープにはゲートパスが必要です。ゲートパスのレベルに応じた未来に行くことができるのです。&br; (アーシアは手を胸の前で交差させて、瞳を閉じた)&br; ジパングの未来を、&br; 平和を、&br; ただ一つの希望を、&br; あなたに託します。&br; &br; そして――&br; あなたが生きて戻られることを祈ります。どうかご無事で。&br; #endregion **歴史介入、見えざる手 [#u4220265] &color(deeppink){①敵地潜入 歪んだ鳥かご};&br; #region(2①-ポニチャル) &color(blue){[NPC]};俺の名はポニチャル。かつて、ジパングの危機を救った英雄ポニチャイの血を引くものだ。&br; &br; に、人間だと!?&br; &color(blue){BWZ};内に生き残りがいたとは…バカな、信じられん。&br; (男は警戒して距離を置いている)&br; お前たちは何者だ?それに、その格好は何だ?&br; 答えろっ(男は瞬間的に銃を抜き、銃口をこちらに向けた)&br; ―&br; 駆動ユニット奪還に手を貸すだと?&br; ―ユニットの事を何故知っている?&br; 俺が受けたオペレーションに援軍があるとは聞いていない。セカンドプランなのか?&br; 部隊名と称号を言え。&br; …&br; 部隊名と称号を言うんだ!&br; (男の背後に飛行型の機械兵器群が迫っていた)&br; くそっ!(男は敵の初弾を転がりながら避ける)&br; (体勢が整っていない状態であったが、銃を放ち、次々と機械兵器を撃ち落としていく。人並み外れた腕前だ…!)&br; (しかし、波のように押し寄せる敵の猛攻に、男が放った弾丸は飲み込まれていく。刹那、敵のレーザービームにより男の銃が後方へ吹き飛ばされる)&br; こんなところで&br; こんなところで、死ぬわけにはいかない!(男は携帯型の爆弾を投げて空中で爆発させた。爆風が周囲を押し流す)&br; (全てを破壊したように見えた―&br; しかし大気が揺らめくと、爆煙の中から爆発を免れた機械兵器が特攻をかけてきた)&br; く…(死を覚悟する男の目の前で、生き残った機械兵器を私はスキルを使い打ち落とした)&br; …&br; …お前は一体?何故俺を助けた?&br; …&br; ダンマリか、&br; いいだろう&br; ユニットは…国防の、いや人類の存続をかけた鍵。&br; しかし、その重要性が敵に知られたからこそ、強奪されてここに俺がいるわけだ。&br; もはや隠す必要はない。&br; ユニットはこの戦局を覆すために必要なコアであり、奪還する指令を受けて俺は&color(blue){BWZ};に潜入した。&br; お前の目的は知らんが手を貸してくれるのであれば、利用させてもらう。&br; お前の出自は問わない、その不思議な力もな。&br; 勘違いするなよ、まだお前のことを信用したわけじゃあない。ユニット発見の上で裏切るのであれば―&br; 俺の命をかけてお前を倒す。&br; &color(#999999){[許可する]or[拒絶する]};&br; 詳細を説明する。&br; 2日前、筑波にある&color(blue){ジパング技術研究所};が襲撃を受けた。人類の希望が託されたユニットが強奪されたわけだ。&br; &color(blue){ジパング技術研究所};は国防に関する研究が行われている施設で、&color(blue){BWZ};の開発に携わったのも同機関だ。&br; &color(blue){BWZ};を知らないだと?今まで何をしていたんだ…&br; トウキョウで自我増殖した&color(blue){機械兵団ブレイズ};を、電子パルスの檻に閉じ込めたのさ。トウキョウ全体を電子パルス&color(blue){BWZ(Baroque.Wall.Zone)};で覆うことでな、多くの人間を&color(blue){BWZ};の中に残して。&br; トウキョウは外界から隔離されたんだ。もう2年経ったか…&br; &color(blue){BWZ};を突破するためには高出力エネルギーが必要で、そう簡単には突破できないが、&color(blue){BWZ};外に敵が出現するのは珍しくない。&br; しかし、今回は&color(blue){ブレイズ};の大部隊が&color(blue){BWZ};を突破し、&color(blue){ジパング技術研究所};に襲撃をかけてきた。過去に例のない規模だ。&br; &color(blue){ジパング技術研究所};はその重要性から防衛力も高いが、施設の80%が破壊されたという。&br; 襲撃時に都内から発射された高出力レーザーにより、当時筑波上空にあった衛星も破壊され、詳細は分からん。&br; 相当な部隊であったことには間違いないが、部隊はそのまま&color(blue){BWZ};内に帰還はせず、太平洋に抜け海路で迂回をした。&br; 守谷の最終防衛線を避けたのだろう。敵も疲弊していたということだ。&br; 俺はユニット奪還命令を受けて、霞ヶ浦より強奪部隊を追撃している。太平洋を航行中の敵タンカーに潜入したが、時間が足りず全てを捜索できなかった。&br; そして、ユニットを発見できないまま&color(blue){BWZ};内にきてしまったわけだ。&br; ここは、かつてお台場と呼ばれたポートタウンだ。&br; 走行している機械兵器が見えるだろう、あれは&color(blue){機甲師団クロスウォール};配下の輸送車両&color(blue){アフターロード};。輸送タイプの機械だが侮るな、兵器としての性能も高い。&br; タンカーには&color(blue){アフターロード};が多数搭載されていた。あいつらのどれかがユニットを運んでいるはずだ。&br; 手当たり次第に破壊といきたいところだが、さっき俺を襲ってきた飛行型の兵器、&color(blue){オーバーロード};が邪魔で、発見されると空中から総攻撃を受けてしまう。&br; まずは、&color(blue){オーバーロード};を破壊して数を減らし、俺たちの位置を知られないようにする必要がある。&br; お前には&color(blue){オーバーロード};の破壊を頼みたい。&br; #endregion #region(2①END-ポニチャル) 戦果はどうだ?&br; &color(#999999){アイテムをなくしました。(オーバーロードのレンズ 100個)};&br; たいしたものだな、お前の力は。&br; そういえば、お前のような不思議な力を持つ女を見たことがあるな。鬼神の如き強さだった。最近姿を見ないがな。&br; いや、おまえには関係のない話だった。すまない、忘れてくれ。&br; 俺はお台場の周辺を派手に破壊しておいた。敵の注意はそちらに向いているだろう。&br; 次はユニットを持っている&color(blue){アフターロード};を発見するぞ。&br; #endregion &color(deeppink){②駆動ユニットを探し出せ!};&br; #region(2②-ポニチャル) &color(blue){[NPC]};俺の名はポニチャル。かつて、ジパングの危機を救った英雄ポニチャイの血を引くものだ。&br; &br; 次はユニットを持っている&color(blue){アフターロード};を探し出す。&br; 残念ながらユニットに発信機の類はついていない。手当たり次第に破壊していくしかないな。&br; &color(#999999){[許可する]or[拒絶する]};&br; 力を加減しろよ、お前の不思議な力でユニットごと破壊されては適わん。&br; それにしてもお前の力は凄まじいな、何か小型の武器でも隠し持っているのか?&br; また、ダンマリか。&br; まあいい、あの機械共が駆逐されていくのを見るのは爽快だ。&br; #endregion #region(2②END-ポニチャル) くそっこっちはまだ見つかっていない、お前の方はどうだ、ユニットは見つかったか?これ以上、戦闘を重ねれば&color(blue){機械化小隊マーヴェリック};が現れるかもしれん。&br; &color(#999999){アイテムをなくしました。(駆動ユニット)};&br; よくやった!!&br; これで世界を救うことができるぞ!&br; 感謝する…!&br; よし、タンカーに戻って&color(blue){BWZ};から脱出するぞ。既に俺たちの存在は敵の中枢に知られているはずだ、敵の増援が来る前に退避しなくては。&br; #endregion &color(deeppink){③始まりにして終わりの時};&br; #region(2③-ポニチャル) &color(blue){[NPC]};俺の名はポニチャル。かつて、ジパングの危機を救った英雄ポニチャイの血を引くものだ。&br; &br; (タンカーの甲板に辿り着くと、地面が揺れ始めた。)&br; なんだ、何が起こった!&br; (足元のゲートがゆっくりと開いていく。空っぽのオイルタンクの中に大きな金属の塊がギラリと光る。)&br; あ、あれは…&br; (運搬用の大型エレベーターが上昇し、鈍く光る塊が上甲板にその姿を現した。)&br; &color(blue){ベルガモット};…&br; 隠れろ!(男は貨物コンテナの側に身を隠した。)&br; そうか…そういうことか。ジパング屈指の防衛力を誇る&color(blue){技術研究所};が落とされたわけだ。&br; あれは、&color(blue){移動要塞ベルガモット};。&color(blue){ブレイズ};の地上部隊を統率する自律走行可能な要塞…地上兵器の親玉だ。&br; 自律走行が可能とはいえ、&color(blue){BWZ};外で作戦を展開していたとは…。&br; ここまでのようだ。&br; 俺の力では&color(blue){ベルガモット};は倒せない。お前は逃げろ。ユニットはここで破壊する。奪還が困難な場合、破壊命令を受けている。&br; なんだと?&br; ユニットを持って逃げろだと…&br; バカな、人間が勝てるような相手ではない。&br; お前の力を持ってしても、&color(blue){ベルガモット};は別格だ、&color(blue){アフターロード};を破壊するのとは訳が違う。&br; 聞け。&br; &color(blue){BWZ};が展開される前、&color(blue){ベルガモット};配下の敵性兵団の侵攻を食い止めるために、俺がいた部隊は&color(blue){ベルガモット};破壊命令を受けて活動をしていた。&br; ジパング防衛軍の3?師団を西トウキョウ市に展開し、侵攻する敵性兵団を真正面から受け止めた。これは囮だった。敵の注意が前方の師団に向けられている隙に、部隊は都内から出撃し、&color(blue){ベルガモット};の背後を強襲したんだ。&br; 当時誰も近づけなかった&color(blue){ベルガモット};を有効射程に捉え、攻撃を行った。&br; 俺は勝利を確認した。&br; 各部隊から選抜され、特殊な訓練を受けた精鋭だったからだ。&br; しかし、その装甲は厚かった。情報部によれば部隊の火力でもダメージを与えることができるとあったのだがな。&color(blue){ベルガモット};は装甲が優れているだけではなかった。圧倒的な火力の前に、部隊は撤退を余儀なくされたんだ。&br; さらに、俺たちは奴の追跡能力を侮っていた。&color(blue){ベルガモット};から射出された大型の追尾ミサイルにより、撤退中の部隊は壊滅状態に追い込まれたのだ。&br; &br; 生き残ったのは俺ただ一人だ。&br; 分かっただろう、もう逃げることはできない。ユニットを破壊するしか方法がないんだ。&br; なに?&br; 仲間がいるだと?&br; お前と同じ力を持つ仲間…。&br; お前は一体…?&br; (男は&color(blue){ベルガモット};の様子を伺う。&color(blue){ベルガモット};は沈黙している。)&br; 奴め…チャージ中か!&br; 先の戦闘でレーザー兵器を多用したのだろう、エネルギーを大きく消耗したようだ。エネルギーチャージ中はしばらく動けないぞ、チャンスだ。&br; しかし、ユニットの位置は既に奴に補足されていると見たほうがいいだろう。一度補足されたら最後だ、司令部まで運ぶ途中に必ず追撃される。&br; (男は、足元に転がっている&color(blue){アフターロード};の残骸を見た)&br; ダミー、ユニットか…。&br; ―俺に考えがある、聞いてくれ。&br; ユニットの構成部品には、外郭部のRNB(リレーション・ナンバー・ボード)と内郭部のチップセットがある。双方から発信された信号は受信フィルターを通して、一つの電波として発信される。この電波をもって、正規のユニットであると判別できるわけだ。&br; ユニットの核となるチップセットだけ抜き出して、チップセットの電波に似せた偽装ユニットを作れば、&color(blue){ベルガモット};はそちらを追撃するだろう。&br; 偽装チップセットを作るためには最新の電子部品が必要になる。&br; (男はお台場を見渡す)幸い、ここは電子機器の見本市みたいなものだ。&br; アフターロードから&color(blue){高次元演算ドミノ};、オーバーロードから&color(blue){導電性ポリマーゲイン};と&color(blue){高分子アクチュエーター};を集めてくれ。&br; 俺が偽装チップセットに組み立てて、ダミーユニットを完成させる。&br; いずれもデリケートな部品だから入手は難しいだろう、だがこれしか方法はない。&color(blue){ベルガモット};が覚醒するまでに集めてくれ、頼んだぞ。&br; &color(#999999){[許可する]or[拒絶する]};&br; #endregion #region(2③END-ポニチャル) まずいぞ、&color(blue){ベルガモット};の覚醒が近い、急いでくれ。&br; &color(#999999){アイテムをなくしました。(高分子アクチュエーター)};&br; &color(#999999){アイテムをなくしました。(導電性ポリマーゲイン)};&br; &color(#999999){アイテムをなくしました。(高次元演算ドミノ)};&br; &color(#999999){アイテムを得ました。(みなぎりドリンク 3個)};&br; 既に土台はできている。あとは組み合わせるだけだ。&br; (&color(blue){ベルガモット};のセンサーアイが赤く光り始める)&br; まだ大丈夫だ、覚醒を始めているが、地上兵器を統率する集中システムの起動にはまだ時間がかかる。&br; システムが起動し、衛星とリンクしない限り、奴は攻撃を仕掛けてこない。&br; (&color(blue){ベルガモット};の砲身が動き始める。周囲をサーチしているようだ)&br; できたぞ、ダミーユニットだ!&br; そして―&br; いいのか?&br; 仲間を呼んだとしても&color(blue){ベルガモット};に勝てるかどうか分からんぞ。&br; ―そうか、分かった。&br; この場はお前に任せる。俺はこのチップセットを持ち帰り、この戦局を覆してみせる。&br; ―俺の名前を言ってなかったな。&br; 俺の名は、&br; ポニチャル。&br; かつて、ジパングの危機を救った英雄ポニチャイの血を引くものだ。&br; いつか―&br; いつか、また会おう。&br; #endregion &color(deeppink){④決戦!移動要塞ベルガモット};&br; #region(2④-ポニチャル) &color(blue){[NPC]};俺の名はポニチャル。かつて、ジパングの危機を救った英雄ポニチャイの血を引くものだ。&br; &br; …本当に行くのか?ヤツは一筋縄ではいかない。仲間を呼べるのなら、より多くの仲間を呼べ。準備ができたら、ヤツがいる場所に案内しよう。…いいか?&br; &br; #endregion **摘ませるな!希望の欠片 [#g9de6121] &color(deeppink){①崩壊の序曲};&br; #region(3①-アーシア) &color(blue){[NPC]};私の名はアーシア。この地でジパングの行く末を見守る者です。&br; &br; ご無事で何よりです(アーシアは恭しく跪く)&br; お見事でした、兵士は無事にチップセットを持ち帰ることができました。チップセットから駆動ユニットを復元し、決戦兵器の完成に結実したのです。&br; 決戦兵器の完成により、ジパング防衛軍によるBWZ侵攻作戦が開始され、機械兵団は駆逐されました。&br; 早期に兵団が崩壊したことにより、ジパングを消滅させた&color(blue){うねり};も出現していません。&br; 偽りの歴史を作りだすことで、ジパングは消滅の危機を免れたのです。これが正しい行為なのか、あなたにはまだ迷いがあるかもしれません。いま結論が出せなくても、今回のユニットの件、あなたの手助けがなければジパングは消失していたことでしょう。&br; 迷いの中でも、あなたはジパングの未来を、命を紡いだのです。&br; 常に本来の歴史に戻ろうと、見えない補正の力は働いていますが、しばらくは大丈夫でしょう。&br; ジパングの危機がまた訪れたとき、&br; (アーシアが話している途中に、カムナが大きく揺れる。)&br; こ、これは…&br; (アーシアはすぐに&color(blue){アカシア・クロニクル};の元に駆け寄り、ジパングの全ての歴史が記述されているという書物を読み始めた。)&br; そんな…早すぎる。&br; こんな早くに歴史の補正がくることは…過去に例がありません。聞いてください。&br; 再び、歴史の大きな補正が始まりつつあります。&br; <こんな改編は始めてだわ…どうして…?>&br; (カムナの揺れは収まったが、アーシアは&color(blue){アカシア・クロニクル};を手に取ったまま顔面蒼白になっている。)&br; …&br; 聞いてください。&br; ジパングの希望を背負った決戦兵器が、機械兵団に敗れ去ったのです。これにより…ジパングは消滅の方向に向かいつつあります。&br; 決戦兵器はジパング史上、最も力を持った存在です。地上兵器を統率する&color(blue){ベルガモット};、飛行兵器を統率する&color(blue){ニーベルング};をも圧倒する力を持っているのです。&br; 何故負けたのか、&color(blue){アカシア・クロニクル};に記述されていました。&br; 決戦兵器の、&br; 決戦兵器の…搭乗パイロットが抹殺されたのです。&br; それもまだ機械たちが反乱を起こす前のトウキョウ、パイロットになるという将来の道が確定されていない状況下での、若き日の少年の存在が消されたのです。&br; 何故なのか…事故というわけではありません。&br; 肝心な所が&color(blue){クロニクル};に記載されていない…実際にその時代に飛んでみないと分かりません。&br; <何故記述されていないの…?&br; アカシアの呪縛が及ばない何かが…?>&br; す、すいません。&br; 申し訳ありませんが、あなたの力が再び必要となりました。&br; 2095年のトウキョウに飛んでいただきたいのです。&br; 状況が分からない中でのタイムワープになります。飛んだ先に何があるか分かりません。&br; このような不確かな状況でタイムワープさせることをお許し下さい。&br; 十分な準備をしてから、私に話しかけてください。&br; タイムワープの準備はよろしいですか?&br; &color(#999999){[許可する]or[拒絶する]};&br; 了解です、これは&color(blue){Lv2ゲートパス};です。このパスがあれば、2095年のトウキョウに飛ぶことができます。&br; クリスタルの設定は既に完了しました。&br; 変動の動きが早いため、手短にあなたの成すべき事をお伝えいたします。&br; 2095年のトウキョウは、まだ機械が反旗を翻していない平和を享受していた年です。&br; これより2年後にAIの反乱によりトウキョウは壊滅しますが、決戦兵器のパイロットとなる少年は、未来の自分の道を知らずに暮らしているのです。&br; しかし、その少年の存在が消されてしまった…&br; あなたには2095年のトウキョウに飛んで頂き、少年を保護してもらいたいのです。&br; &color(blue){アカシア・クロニクル};によれば、トウキョウの公園で少年の所在が消えています。タイムワープで公園に降り立つことができますので少年を見つけ次第、&color(blue){脅威};から守ってください。&br; この脅威が何なのかは…この&color(blue){アカシア・クロニクル};を持ってしても掴めていません。&br; あなたにはリスクばかりを負わせて申し訳ありません、ジパングのために再び力を貸してください。&br; #endregion &color(deeppink){②平和と混沌の境界};&br; #region(3②-ディーダ) &color(blue){[NPC]};僕の名前はディーダ。よろしくね。&br; &br; やめろ!くるな!(少年が迫りくるロボットに向かって叫んでいる)&br; マールには指一本触れるな!(よく見ると少年の背後で小さな女の子が泣いている)&br; (キャタピラの不気味な音を響かせながら、工業用と思われるロボットが少年たちに近づいている。私は咄嗟にその間に飛び出した)&br; あ、あなたたちは!?&br; (私はスキルを使い、前方に迫っていたロボットを吹き飛ばす)&br; す、すごい…&br; 僕たちを助けてくれるの?&br; ありがとう!&br; それにしても、何で工場のロボットが襲ってきたんだろう…。&br; 妹と二人で学校から下校していただけなのに…公園を通りかかっただけなのに…。&br; はじめは1体だけだったのが、2体、3体と増えて、公園を包囲されてしまったんだ。&br; 逃げ回って結構時間がたつのに、警察もきてくれないし、誰も助けにきてくれなくて。&br; でも、あなたたちが来てくれた!&br; ここから脱出しなくちゃいけないけど、ロボットの包囲網を抜けるにはレーダーが必要かも。&br; うん、僕が自作した簡易レーダーでね、熱源を探知するんだ。&br; この包囲網の手薄な所をレーダーで確認して、そこを一点突破する必要があると思うよ。この包囲網がどこまで続いているか分からないしね。&br; (子供とは思えない判断能力だ)&br; えへへ、父さんが研究所で働いているエンジニアだから昔からこういうのが得意なんだ。&br; 逃げている内にレーダーを落としてしまったのだけど、この近くに落ちてるはず!&br; ロボットが拾ったかもしれないから、撃破しつつ探してみて!&br; 僕の名前はディーダ、そしてこっちは妹のマール、こんな状況だけどよろしくね!&br; &color(#999999){[許可する]or[拒絶する]};&br; マールは僕が守ってみせるよ。&br; その間に&color(blue){ディストーションレーダー};を探して持ってきて!&br; (突然の危機にも柔軟に対応する少年を尻目に私は考え込む。やはり妙であるからだ。確かに危機的状況ではあるが、敵は工業用の作業ロボットの類。お台場で遭遇したロボットの方が遥かに兵器としての能力がある。この少年であれば切り抜けられるような気もするが…何故アーシアは大きな歴史補正と感じたのか)&br; (ただ…確かにこの作業用ロボットは少年だけをターゲットにしているように思える。何故、この少年を狙ってきたのか…そこが腑に落ちない。偶然なのだろうか。)&br; さあ早く、ここは僕に任せて!(少年は鞄からスモーク弾を取り出して投げつける。なんという子供だ、苦笑した。)&br; #endregion #region(3②END-ディーダ) レーダーは見つかった!?ちょっと数が多くなってきたかも!?(少年は少女の手を引っ張り、その体の小ささを活かして、ロボットを巧みに避けている。)&br; &color(#999999){アイテムをなくしました。(ディストーションレーダー)};&br; これだ!ありがとう!&br; (少年はレーダーを起動させた。狭いエリアに複数の光の点が浮かび上がる。作業用ロボットだろう)&br; 東口の方が手薄だね、もう少しエリアを拡大してみるよ。&br; おかしいな…&br; 包囲されているのはここの公園だけみたい。&br; これほどの事件なのに、警察が誰もこないなんておかしいよ。ジパング防衛軍が出動してもおかしくない状況だよ!?&br; ビービービービー!(突如レーダーからアラート音が発せられる)&br; な、なに?&br; ビービービービー!(レーダーの端に複数の光点が突如現れる。公園から5km先だ)&br; なにこれ、すごい熱量だよ!&br; ビービービービー!(光点は既に4km地点に達していた)&br; は、早いよ、こっちに向かっている!&br; 直感だけど、何か嫌な予感がする…。(兄の感情の揺れを感じ取ったのか、マールがディーダにしがみつく)&br; マール、大丈夫だ。大丈夫。&br; (私は考える。これが危機なのか。ならば出来る事は一つだ)&br; 僕たちを守ってくれるの?&br; そんな見ず知らずの人をこれ以上危険に晒すわけにはいかないよ!!&br; 命をかけてまで…どうして、そこまでしてくれるの?&br; (「君は…」&br; 私は少年に語りかける。)&br; (「君は未来だ」)&br; (「―未来なんだ」)&br; み、未来…?&br; ビービービービー!(光点は300m地点を切っていた)&br; #endregion &color(deeppink){③強襲!機械化小隊マーヴェリック};&br; #region(3③END-ディーダ) &color(blue){[NPC]};僕の名前はディーダ。よろしくね。&br; &br; もうここから逃げられそうにないよ…どうするの?ここで戦うならもう少し仲間が必要かもしれない…!どうする?戦う?&br; &br; #endregion **葛藤の都市 [#zeee8981] &color(deeppink){①カムナの意志に反する者};&br; #region(4①-アーシア) &color(blue){[NPC]};私の名はアーシア。この地でジパングの行く末を見守る者です。&br; &br; おかえりなさい!(アーシアがパタパタと駆け寄ってくる)&br; 少年の保護、ありがとうございました。あなたのお陰でパイロット排除の危機は去りましたが、補正の波は止まっていません。&br; まずは公園での出来事について、その後の調査で分かったことをお伝えします。&br; 工業用ロボットの反乱は、&color(blue){アカシアの呪縛};が及ばない何者かの手引きとみて間違いがないでしょう。&br; ロボットの反乱を鎮圧するために警察と軍が現場に急行しようとしていましたが、あなたが最後に戦った機械兵団に壊滅させられていました。&br; (どうりで孤立していたわけだ)&br; 手引きしたものは、私たちと同じく―&br; &color(blue){タイムワープ};の能力を持ったものでしょう。詰まるところを言えば、歴史補正の力をもった者、あるいは達です。&br; あの機械兵団は、&color(blue){機械化小隊マーヴェリック};と呼ばれるトウキョウ崩壊後に結成された新鋭の戦闘部隊です。あの時代には存在しない者たち。未来から送り込まれた刺客というわけです。&br; はい―。&br; ジパングの崩壊を促している者がいるということです。&br; 心当たりですか・・・?&br; いえ、今のところは何も…。&br; 状況は依然不安定ですが、喜ばしき事は、私たちの敵が明確になったことです。&br; 歴史の大きな補正の原因が分からない状況の方が恐怖でしたからね。&br; そして、また新しい補正が始まろうとしています。&br; ジパングの未来のために、補正阻止の任務を引き受けて頂けますか?(アーシアは跪く)&br; &color(#999999){[許可する]or[拒絶する]};&br; ありがとう、メイプルワールドの住人の方…(アーシアは安堵の息をつく)&br; それでは、任務内容をお伝えします。&br; トウキョウには、秋葉原と呼ばれると土地があります。&br; トウキョウが崩壊した後でも、&color(blue){BWZ};内の人々全てが排除されたわけではありませんでした。&br; 一部のレジスタンスと軍人が、秋葉原に秘密司令室を敷設して、機械兵団に対して工作活動を行っていたのです。&br; 以前、駆動ユニット奪還に協力した兵士が、再度&color(blue){BWZ};に潜入して、レジスタンスのメンバーと遭遇し、秘密司令室の存在を知りえました。&br; ジパングを崩壊させない上で、この秘密司令室は大きな役割を果たすことになります。&br; 外部とのコンタクトが可能になった秘密司令室は、ジパング防衛軍と共に、戦局を覆す一大作戦を繰り広げることになるのです。&br; この作戦により、ディーダが動かす決戦兵器を&color(blue){BWZ};内に展開することができるようになり、機械兵団壊滅まで持ち込むことができるのです。&br; 秘密司令室がなければ、成しえなかった事。&br; そして―&br; 今、この秘密司令室が危機に晒されています。&br; 彼の者によって、秘密司令室の存在が機械兵団に知らされてしまったのです。&br; 施設の重要性を理解した機械兵団は、最強の地上工作部隊を送り込んだようです。&br; 地上兵団を統率する&color(blue){ベルガモット};は既に存在しませんが、この部隊は完全に独立しているため、&color(blue){ベルガモット};配下に組み込まれなくても100%以上の力を発揮できるのです。&br; これは&color(blue){Lv3ゲートパス};です。これで2102年の秋葉原に飛ぶことができるようになります。&br; あなたには直接、司令室に飛んでもらいます。多くの味方がいるでしょう、彼らと共に力を合わせて敵部隊を撃退してください。&br; 秘密司令室に司令官がいるため、防衛の協力を申し出るのです。厳しい戦いになるでしょうがよろしくお願いいたします。&br; #endregion #region(4①END-アーシア) (アーシアはいつものように手を胸の前で交差させて、瞳を閉じた)&br; ジパングの未来を、&br; 平和を、&br; ただ一つの希望を、&br; あなたに託します。&br; &br; そして――&br; あなたが生きて戻られることを祈ります。どうかご無事で。&br; #endregion &color(deeppink){②再会、喜びも刹那と流れ};&br; #region(4②-ポニチャル) &color(blue){[NPC]};俺の名はポニチャル。かつて、ジパングの危機を救った英雄ポニチャイの血を引くものだ。&br; &br; お、おまえ…&br; 生きていたのか!生きていたのかっ!!!(ポニチャルが私に抱きつく)&br; 俺の事を覚えているか?2年前にお台場で共に戦った兵士だ。&br; &color(blue){ベルガモット};が破壊された報告は受けていたから、生きていると信じてはいたが…実際にこうやって会えることを嬉しく思う。&br; お前のお陰でユニットを本部に持ち帰ることができた。&br; 今だから言おう。&br; あのユニットは、機械兵団&color(blue){ブレイズ};を滅ぼすために開発されていた決戦兵器に必要なコアだったのさ。&br; ジパング民の希望である決戦兵器&color(blue){グラビトンフレーム};は完成した。間もなく始まる作戦で、この戦いにもケリをつけられるだろう。&br; ん、どうした?&br; (私は再会を喜ぶポニチャルを制し、司令室に迫る危機について説明した)&br; な、なんだと?&br; 敵性部隊がこの司令室に近づいてきているだと!?&br; ミッチェル、モニターを司令室周辺のものに切り替えてくれ!&br; (侵攻する機械兵団の様子がモニターに映される。刹那、映像が途切れノイズのみが走る。監視モニターが破壊されたようだ)&br; ばかな、ここが突き止められるとは…。あれは…。&br; &color(blue){独立機動部隊イルヴァータ};か!&br; 不味い…今は作戦中であるため、仲間はトウキョウ各地に展開していて、ここは手薄だ。あの部隊と渡り合える戦力はないぞ…!あれは、&color(blue){ベルガモット};の戦術支援を受けなくても作戦を遂行できる局地殲滅を目的とした部隊だ。&br; ここの場所は割れていると考えて間違いないだろう。やり過ごせるとは思えない。&br; どうすればいい…?&br; 作戦成功のためにも、今更仲間を呼び戻すわけにもいかない。どうすればいい、考えろ、考えるんだっ&br; (私は強い意志をもってポニチャルの目を見つめた)&br; ―&br; ―そうか…ふふ、そうだったな。&br; 考える必要はなかったようだな。やってくれるか?(ポニチャルは不敵に笑う)&br; 俺もでるぞ、共に討ってでよう!&br; もう逃げない!逃げてたまるか!この手で引導を渡してやる!&br; &color(#999999){[許可する]or[拒絶する]};&br; 俺は戦闘の準備をする!&br; おまえはガルーダ司令に会ってくれ。この方が戦局を覆す作戦を立案されたんだ。&br; #endregion #region(4②END-ガルーダ) &color(blue){[NPC]};私はガルーダ。全てを終わらすために外部のジパング防衛軍と共同で作戦を遂行している。&br; &br; 君が&color(blue){ベルガモット};を倒した者か、よくやってくれた。軍を、いやジパング民を代表して礼を言わせてほしい。&br; ありがとう(司令は深々とおじぎをする)&br; 君はジパング民ではないね。その力は、かつて交流のあったメイプルワールドの―。&br; いや…今はそんなことはどうでもよかったな。&br; 状況を説明しよう。&br; 4年前にトウキョウが崩壊し、&color(blue){BWZ};に取り残された私は、生き残った仲間たちと合流し、共に抵抗活動を行っていた。&br; 中には民間人もいたな。活動を続ける中で我々は秋葉原に辿り着いたんだ。ここは電子の街、司令室を設置できるほどの電子機器が溢れていた。&br; 私はメイドカフェを改装して、&color(blue){BWZ};内の秘密司令基地として立ち上げ、ここを抵抗活動の拠点としたんだ。&br; そんな中、&color(blue){BWZ};への潜入に成功したポニチャルと接触でき、外部のジパング防衛軍と連絡が取れるようになった。&br; &color(blue){決戦兵器グラビトンフレーム};の存在を知り、私は歓喜したよ。&br; &color(blue){BWZ};を突破し、&color(blue){グラビトンフレーム};を展開すればこの戦いは終結する。&br; そして今この瞬間にも、全てを終わらすために外部のジパング防衛軍と共同で作戦を遂行している。&br; しかし―敵が迫ってきているようだ。&br; &color(blue){独立機動部隊イルヴァータ};。彼らは手強い。&color(blue){BWZ};展開前に軍の精鋭部隊が接触したが、壊滅というレポートを受けている。&br; 当時、&color(blue){イルヴァータ};との交戦で指揮を取っていた者がここにいる。部隊の情報は彼女、マリーシャス大尉から聞けるだろう。&br; 武運を祈る。&br; #endregion &color(deeppink){③戦慄!忍び寄る黒い影};&br; #region(4③-マリーシャス) &color(blue){[NPC]};私の名前はマリーシャスだ、よろしく。&br; &br; 私の名前はマリーシャスだ、よろしく。&br; このような姿で申し訳ない、訳ありだが察してくれ。&br; ―初対面で失礼だが、君のような子が&color(blue){ベルガモット};を破壊したと…。&br; いや、他意はないのだが、その武装でよく無事で。私からも礼を言わせて欲しい、奴の手にかかり多くの仲間が命を落とした。その仇を取ってくれた事に感謝する(マリーシャスは私に敬礼する)&br; &color(blue){独立機動部隊イルヴァータ};の情報が知りたいのだな。私の情報でよければ使ってくれ。&br; &color(blue){イルヴァータ};は、&color(blue){ベルガモット};の情報支援を受けなくても作戦を遂行できる女性型アンドロイドで構成された部隊だ。ブレイズ最強の部隊とみて間違いない。&br; 彼女たちは、高粒子エネルギーの扱いに長けている火力型のアンドロイドで、遠距離攻撃はもちろん、接近すればビームサーベルによる攻撃も受けるだろう。さらに、蓄積した高粒子エネルギーを瞬時に開放する能力も持っているため、この波動に巻き込まれたら命はないと思え。&br; 個々の性能が極めて高いアンドロイドが、統率された部隊として行動している。彼女たちの機動力も侮るな。一度捕捉されると逃げ切るのは難しい。&br; 不安を掻き立てるだけの情報ですまない。&br; だが安心してくれ、あの部隊の機能を奪う手段がないわけではない。&br; 部隊を統率する、指揮官の役割を担う&color(blue){イルヴァータ};がいるということだ。見た目は同じだが、&color(blue){イルヴァータ};には個体ナンバーが割り当てられている。&br; その&color(blue){0ナンバー};が指揮官だ。指揮官を排除すれば、&color(blue){イルヴァータの};の機能は一時的に停止する。しかし、しばらくすれば回避プログラムにより、個々が独立稼動し、作戦を遂行するだろう。&br; 君たちが成すことはただ一つだ。&br; &color(#999999){[許可する]or[拒絶する]};&br; &color(blue){独立機動部隊イルヴァータ};の指揮官を撃破し、発信機を持ってきてくれ。その発信機を使って、全ての&color(blue){イルヴァータ};に自爆命令を出す。&br; #endregion &br; &br; ----